2011年1月25日火曜日

新型インフルエンザ(?)から学んだこと

今、アメリカ東海岸にいる。2011年1月25日(火曜日)午前6:19をまわったところだ。

日本にいる家族と話したら、なんと子供が通っている幼稚園の一クラスで12人の欠席者がでたそうだ。いずれも新型インフルエンザ感染によるものらしい。おまけに娘も発熱したらしい。やはり新型インフルエンザの疑いが強く持たれる。

去年あれだけ注目されていた新型インフルエンザであるが、「インパクトは季節性とさしてかわらない」という最近の報道に油断しすぎたためか、現在の感染の広がり方は尋常じゃない印象を受ける。

今、出張で海外ホテルに滞在している身ではあるが、幼稚園の話や娘の話を聞き、実は自分も感染者ではないか、という疑いを持つようになった。というのも症状が厚生労働省のホームページに示されている内容とピッタリ一致するからだ。厚労省によれば、新型インフルエンザの特徴は以下のとおりである。

突然の高熱、咳、咽頭痛、倦怠感に加えて、鼻汁・鼻閉、頭痛等であり季節性インフルエンザと類似しています。ただし、季節性インフルエンザに比べて、下痢などの消化器症状が多い可能性が指摘されています。

病院にかからなかったたので、今となっては推論の域を出ないが・・・。私も先週17日(月曜日)に体調を崩し、38度程度の熱が出始めた。その後、喉が痛くなり(関節も痛かった)、胃に違和感を感じ、咳が出始め、そのため頭痛を併発した(下図、参照)。

運の悪いことに、症状が出始めた直後の(今から7日前の)1月18日~19日に続けて、様々な仕事上の締切があった。ある雑誌者への記事入稿や、重要案件の提案書提出の締切が入っていた。熱を出し朦朧としたままではあったが、気力を振り絞って、ほぼ丸二日徹夜をしてしまった。が、これは本当にまずかった。何よりも、まわりの人たちに写す可能性があったわけだし(※潜伏期間は1~2日で、発症するのに4~5日程度かかるらしいので、この数字から判断する限りでは、私の周りで明確に写ったと言う人はいなさそうである。不幸中の幸いである。)、風邪をこじらせる危険性を高めたからだ。実際、発症後一週間以上が経過する今日(火曜日)にいたっても、咽頭が痛い。

昨年の夏頃からずっと続けている早朝ジョギングや筋トレもこの間、完全に停止。(今日からようやく筋トレ程度は再開できるようになったが、まだ咳がでるので、呼吸器に負担のかかるジョギングはまだ無理だ・・・)

今回「インフルエンザではないな」と勘違いした(?)のが、「インフルエンザ=高熱(39度以上)」という思い込みがあったためだ。私の場合、熱は確かに出たが、最高で38度少しだったと思う。しかし、考えてみれば「新型インフルエンザは、必ずしも高熱になるとは限らない」と去年の報道でもいわれていたようである。

振り返れば、発症する2~3日前、仕事上のおつきあいで二日連続で夜遅くまで(一つは明け方3時頃まで)飲みがあった・・・が、原因は、このあたりにしか思い当たる節がない。明けて次の日(土曜)、次の次の日(日曜)と、ものすごく寒い気温の中、朝から子供を公園につれていったが、既にこのときには喉に違和感があったように記憶している。そして、一番まずかったのは喉に違和感を感じていたにもかかわらず、次の日の朝、早朝ジョギングを敢行したことだ。ジョギングした日の午後から著しく体調が悪くなり出した。

それにしたって、普段から早寝早起き、食事、水分補給、ジョギング、筋トレ・・・など、人一倍、健康管理に気を遣ってきたつもりだっただけに、とても残念でならない。とりあえず、同じ過ちを繰り返さないように次回から”冬の季節”だけは以下のような点に留意したいと思う。

・(可能な限り)連チャンの飲みは避ける
・連チャンの飲みなどがあった翌日には、体を休める(遅くまで寝る)
・38度を超えたら、病院に行く
・体に異変を感じた朝にはジョギングしない!


飲み会、飲み会・・・って、なんとも全てを”飲み会”のせいにして、本質的な反省になっていないいような気もするが・・・(笑)。


※厚生労働省のページ → http://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/kekkaku-kansenshou04/02.html

0 件のコメント:

書評: 3 行で撃つ <善く、生きる>ための文章塾

  「文章がうまくなりたけりゃ、常套句を使うのをやめろ」 どこかで聞いたようなフレーズ。自分のメモ帳をパラパラとめくる。あったあった。約一年前にニューズ・ウィークで読んだ「元CIAスパイに学ぶ最高のライティング技法※1」。そこに掲載されていた「うまい文章のシンプルな原則」という記...