村上氏は、いわゆる若手起業家だ。現在25歳だが、10月1日に史上最年少で一部上場を果たした。
やはり注目されるべきは、彼のその起業家精神だ。いったい、いつ、どこで醸成されたのか。
『高校生の頃から私が関心を持ちそうな経済番組を良く録画してくれました。大塚製薬の「ポカリスエット」をいかに苦労してヒット商品に育て上げたかといった、何かを作り出すストーリーには感化されました。今も母や毎週、録画・編集した経済番組をDVDに焼いて送ってくれております。そんなアンテナのはり方は、母から影響を受けたもしれません。最近、学生によく言うのは、インターンでもなんでもいいから社長さんに会ったり、いろんな人に出会うことが大切だということです。子供の頃考えられる職業ってやはり、見たことがある人しかないと思う。』(日経ビジネス2012年10月15日号より)
良く、我々親の側は、子供に対して「やりたいことを見つけなさい」とか「おまえのやりたいことはいったいなんなんだ」、「なんでお前にはやりたいことがないんだ」とか・・・そんな不満をぶつけることがあろうかと思う。
果たして、親の側としてそんな機会を持たせる努力をしてきたのか・・・と言うと、全くそんなことはないのかもしれない。
日経ビジネス 2012年10月15日号 |
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