『(高橋)是清という人物はものすごい数の失敗をして、そのたびに学びを得て乗り越えています。』
(高橋是清に学ぶ「命懸け」の出口戦略 幸田真音より)
感想)
高橋是清・・・昔、学校で習ったけど、実はほとんど覚えていない。この記事を読んで、40歳にして突如、この人物に強い興味がわいた。ちなみに、記事中に出ていた「明治五年に太陰暦から太陽暦に変更した理由」・・・っていうのが、なんか突拍子なくて面食らった。ちなみに、その理由とは「それによって月数が一つ減ることになり、役人の人件費(月給制)を一ヶ月分削減できたから」だそうΣ(゚д゚;)
『いま、現代自動車の社員の平均年棒が約900万円ですね。トヨタより多く、生産性はトヨタよりずっと落ちるのに、8月20日から二日間、賃上げ要求のストに入った。このあたりがおそらく韓国経済のターニングポイントだと思う。』
(中国属国化で自滅する韓国 屋山太郎&室谷克実より)
『サムスン電子の利益は、あまりにも「スマートフォン依存」になってしまっている・・・(中略)・・・サムスン電子の売り上げ(利益ではない)が韓国のGDPに締める割合は、20%に達しているのだ。現在の韓国は、「サムスン電子が販売するスマートフォンの売り上げ」に国民経済が左右されてしまう、異様な構造を持つに至ったのだ。』
(サムスン共和国の崩壊が始まった 三橋貴明より)
感想)
ぶっちゃけ感じたのは「他人の芝は青く見える」ということ。もともと、韓国はパッと見、勢いある国というイメージが強く、(今でこそ勢いがでてきたがつい最近まで)日本は、勢いがない国というイメージが強かった。しかし、ふたを開けてみれば、どこの国もそれなりに大きな問題を抱えているんだな、と。いや、日本と韓国のケースでは、むしろ、韓国の方が大変そうですらある。韓国は、日本以上に、財閥がものすごく力を持ち、限られたごく一部のものばかりが得をする社会になっている・・・といいつつ、その代表格であるサムスンが資本の過半数を外国勢に握られている・・・わたしが朴大統領だったら、何ができるんだろう。
『政治犯の場合は(日本・韓国間の)引き渡し対象から除外されるわけだが、「ソウル高裁は「放火犯」にすぎない劉容疑者について、”靖国神社をたんなる宗教施設でなく、過去の侵略戦争を正当化する政治秩序の象徴とみなした犯行で、政治的大義を実現するために行われた」と指摘し、劉容疑者を「政治犯」と認定したのである。』
(サムスン共和国の崩壊が始まった 三橋貴明より)
感想)
感情論を抜きにして、放火はダメだと思う。明らかに犯罪。人の命を奪いかねない。政治的解決手段として人命を奪う行為を容認するのは、どう差し引いても納得がいかない(ちなみに、私は韓国人が好きだし、友達もいっぱいおります・・・)。
『私は元中国人だから知っていますけど、ある意味で中国ほど韓国を嫌う国はありません。中国人の日本に対する「嫌い」という感情と、韓国に対する「嫌い」という感情はまったく異なります。日本への「嫌い」は過去の「歴史問題」いわゆる「軍国主義」に対するもので、抽象的なものです。一方で、韓国に対する「嫌い」はより具体的なモノで、はっきりいってしまえば、韓国人が「嫌い」だということです。中国の半日には、日本に対するある種の尊敬やコンプレックスも含んだ複雑なところがある。一方で中国は朝鮮半島国家を完全に見下しています。』
(中国も呆れる熱狂ファシズム 呉善花&石平 より)
感想)
全く知らない事実に気づかされた・・・ということでとりあげた。本当なのだろうか。今度、中国の友達にあったら聞いてみたい。世の中のこと、隣国のこと、理解できているようで、実は本当に何も知らない自分に気づかされる。
『消費税引き上げの代償として財政出動するのは最悪で、なぜなら、自民党議員に象徴されるように、財政支出にたかりたい利害関係者はこのチャンスを待っているからだ。ほとんどの支出は無駄なので、それなら減税をした方がよい。消費税引き上げ率を抑え、消費者にカネをもたせるべきだろう。政府が無理をして捻出する財政支出で生じる需要よりも、質の高い需要となるからだ。』
(消費増税延期論は単なるポピュリズム 小幡績 より)
財政出動は最悪・・・というこの記事の理由には賛同したい。東日本大震災の復興増税の流用事件を忘れてはいけない。こうした財政出動により落ちてくるお金を自分たちのところにひきよせるのが得意なシロアリさんたちがたくさんいる。それが日本の景気刺激にどうつながるのか。まぁ、1万歩譲歩したとして、自堕落なシロアリさんたちがその金を得たとして、国内でお金をしっかりと使ってくれれば(最終的には他のひたちにお金がまわり・・・良いのだろうが、それが海外旅行などを通じて、日本の外に流れているばかりだとしたら、あるいはひたすら貯金になっているのだとしたら・・・それはもう・・・悲しくて悲しくて・・・。
月刊VOICE2013年10月号 |
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