2013年1月1日火曜日

2012年に読んだ本を振り返る

「2011年に読んだ本を振り返る」に引き続き、恒例の個人的書籍ランキング・・・2012年の表を作成してみた。全43冊。

どうして、この43冊を読むにいたったかだが、たいていの場合、雑誌やラジオがきっかけになっているものが多い。たとえば「ふしぎなキリスト教」は、月刊VOICE・・・だったか、どこぞの雑誌で書籍ランキングが出ていてそこの一位に輝いていた本だ。また、道尾秀介の「背の眼」は、雑誌「男の隠れ家」で知った。なお、友人・知人のススメで知った本もある。数えてみたら5冊がそうだった。

ランキングは極めて個人的な意見に基づくものだが、たいていの場合、「もう一度読みたいと思うか?」「面白く読めたか?」「学びがあったか?」といった観点にひっかかるものが上位にきている。

【2012年に読んだ本一覧と個人的ランキング】
タイトル
著者
Best 10
ザ・ゴール(The Goal) エリヤフ・ゴールドラット
2
犯罪 フェルディナント・フォン・シーラッハ
 
南極越冬隊タロジロの真実 北村泰一
 
舟を編む 三浦しをん
 
ザ・ゴール2(It's Not Luck) エリヤフ・ゴールドラット
5
「正しく」考える方法 齊藤了文、中村光世
 
体制維新 - 大阪都 橋下徹、堺屋太一
 
ドキュメント宇宙飛行士選抜試験 大鐘 良一、小原建石
 
井上ひさしと141人の仲間たちの作文教室 井上ひさし
10
50歳を超えても30代に見える生き方 南雲吉則
 
ふしぎなキリスト教 橋爪大三郎、大澤真幸
3
小島慶子 女子アナ以前 小島慶子
 
日本でいちばん大切にしたい会社 坂本光司
 
歪笑小説 東野圭吾
9
佐川萌え 坂口ゆり
 
「IT断食」のすすめ 遠藤功、山本孝明
 
「超」文章法 野口悠紀雄
 
挑む力  世界一を獲った富士通の流儀 片瀬京子、田島篤(共著)、野中郁次郎(解説)
 
人間の基本 曽野綾子
6
ハーバード白熱日本史教室 北川智子
 
ルポ若者ホームレス 飯島裕子
 
石橋を叩けば渡れない 西堀栄三郎
1
人を見ぬく技術 桜井章一
 
数学物語 矢野健太郎
9
大前流 心理経済学 大前研一
 
子どもの心のコーチング 菅原優子
 
この1冊ですべてわかるコーチングの基本 コーチ・エイ 監修:鈴木義幸
7
清州会議 三谷幸喜
 
目からウロコのコーチング 播磨早苗
 
日本企業に今大切なこと 野中郁次郎、遠藤功
 
逆境を超えてゆく者へ 新渡戸稲造
 
戦国の軍隊 西股総生
 
神去なあなあ日常 三浦しをん
 
「勉強しろ」と言わずに子どもを勉強させる法 小松公夫
 
伝える力 池上彰
 
これが週間こどもニュースだ 池上彰
8
進化する教育 大前研一、ビジネス・ブレークスルー出版事務局 編著
 
なぜフォークの歯は四本になったか ヘンリー・ペドロスキー
 
背の眼 道尾秀介
 
南海物語 ~西郷家 愛と悲しみの系譜~ 加藤和子
 
セブン-イレブン終わりなき革新 田中陽
10
個を動かす 池田信太朗
10
奇跡の教室 伊藤氏孝
4

さて、読書&書評の習慣をつけるようになって約2年が経過した。おおよそ2年で100冊のペースだ。全てではないが、日経ビジネスや月刊VOICE、ハーバード・ビジネス・レビューなど、読んだ雑誌について思ったところも、できる限り反映するようにしている。これらをトータルすると、数百冊くらいはいってるのではなかろうか。

以前は、数ヶ月経つと読んだ本の中身をすっかり忘れていたが、こうやってブログにつけるようになって、読んだ本のほとんどをはっきりと覚えることができている。読みっぱなしにせず、自分の中で十分に咀嚼しアウトプットしてきた成果だろう。まとめる能力も向上したと思う。

2013年は、電子書籍を利用しつつ、ぜひとも読書の幅を広げていきたい。

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