2010年5月18日火曜日

右目を患った日

担当しているクライアントの関係で、ロシアはサンクトペテルブルグに来ている。今週の土曜日まで滞在予定だ。いつも海外出張といえば、のんびりとした時間とは無縁で、今回も例外ではなさそうだ。

そんな忙しさにかまかけて健康を疎かにしていたせいか、どうも右目を患ってしまったようだ。さる5月9日(日)に家族で外に出かけていたのだが、そのときに突然「飛蚊症」という症状になってしまった。医者によれば「硝子体出血」という、眼底(目の真裏)の本来くっついているべき部分が剥がれ、出血を起こし、その血痕が目の裏について視界を常に邪魔しているとのこと。

右目の前に常に、何かが飛んでいるかのような症状で、非常にうっとおしい状態だ。インターネットなどで調べると、極度の近眼や老化、ストレスが原因でなる、とある。

さすがにショックだ。下手をすると・・・いや、下手をせずとも、この不自由さを持ったまま残りの人生を過ごしていかなければならないのには参った。人によって、「自分が年をとったなぁ」と気づかされる場面が異なると思うが、私の場合は、どうやら今回のことが「自分の老化」を何にも増して感じさせる一件となった。

とは言え、気落ちしていてばかりいても何も解決しないので、徐々に前向きにとらえるようにしている。

そう、人生の早い段階で、命までをとられることなく、健康というものの有り難みに気づかされた、という事実は、非常にラッキーなことであったと・・・。

0 件のコメント:

書評: 3 行で撃つ <善く、生きる>ための文章塾

  「文章がうまくなりたけりゃ、常套句を使うのをやめろ」 どこかで聞いたようなフレーズ。自分のメモ帳をパラパラとめくる。あったあった。約一年前にニューズ・ウィークで読んだ「元CIAスパイに学ぶ最高のライティング技法※1」。そこに掲載されていた「うまい文章のシンプルな原則」という記...