■自由化で矛盾際立つ運賃規制
「JALとANA、並びにこの2社の資本が入るグループ航空会社は、1996年に設立されたスカイマークや北海道国際航空といった新規航空会社の運賃を下回ることはできない」
※お恥ずかしながら知らなかった。しかも、”新規航空会社の一番高い価格よりも高い価格設定にしなければいけない”という規則らしい。どうりで、一回りも二回りも高いわけだ(宿泊とセットのパッケージは安いけれど・・・)
■倒産から33年越しの悲願
「再上場には様々な意味があります。株式がを持ってくれた取引先への恩返しや、社員の士気高揚という狙いもあります。ただ、私にとっては「上場会社に戻ることで経営をガラス張りにするという目的もあったんです。」 (吉川康長 永大産業社長)
※「上場は何のためにする?」という疑問は常につきまとうが、ガバナンスのため・・・という回答は興味深い。
■被災バネにトップヘ
(担当者を納得させられなかったプレゼンから3日後の月曜日)「遅くなってすいません。ご指摘いただいた点を改良してきました」。そして大きな包みを差し出す。中からは、改良されたLED照明が姿を現した。「もう作ったんですか・・・」。担当者はあっけに取られた。おそらく、ほかの企業は、報告すら終わっていないだろう。
「ライバルが部品代や人件費、輸送コストなどの経費に利益を足して商品価格を決定しているのに対して、アイリスはまず価格を決定する。それから商品をどう低コストで開発するかを考える。「足し算ではなく、引き算の開発なのだ。)(アイリスオーヤマ)
※先日、読んだ(やはり日経ビジネスだが)楽天の三木谷会長の「スピード魂」を地で行く会社だ。すごい!
■新製品は半分でいい
「BC(ビューティーコンサルタント)に実際に工場に行ってもらったりという取り組みも始めています。」(末川久幸 資生堂社長)
※当たり前だが、重要!実は、こういったことをできている会社は意外に少ないのでは?と思う。
■介護の地平を切り開く
「言われたことをやるのは当たり前。言われる前にここまでしてくれるのかという感動があって初めて、入居者に喜んでもらえる。ライバルは同業者ではなく、ザ・リッツカールトンやディズニーランドだと思っています)」(ロングライフホールディング 遠藤正一 社長)
日経ビジネス2012年2月27日号 |
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