VOICE2011年10月号 |
VOICE編集部のツイッターでのこのつぶやきを見て、買ってしまった。まんまと術中に・・・。まぁ、面白い記事が多かったからいいが。
野田総理の記事のタイトルは「わが政治哲学」。
『いまの日本に一番必要なのは、中間層の厚みを増すことだと、私は思う。ジャパン・アズ・ナンバーワンと言われていた時代、日本の成功の大きな要因として、中間層の厚みが挙げられていた。そして確かに中間層の厚みがあるときには、「生まれて良かった」と思える人が多いはずなのだ』。
これが世代間格差や貧困を無くそうという、平等という名の足を一歩前に踏み出そうという首相の主張につながっている。しかし個人的に気になったのが、ここで首相の言う”平等”・・・”格差是正”の真の意味。
ここでの平等って、公平?それとも公正? 私の認識では公平とは、条件も環境も結果も等しく同じなのが公平。条件や環境は一緒だが、人の努力によって結果に差異がでてしまうことを認めるのが公正。「中間層の厚みを増す」という首相の発言は、後者に重きをおいたモノであって欲しいと願いたいところだ。でないと、人一倍頑張ろう・・・というエネルギー(やる気)がなくなる。
そして首相の発言でもう1つ。
『この間の政治の最大の問題とは、いったい何であったか。私は決断すべきときに決断をせず、大事な問題を先送りばかりしてきたことだと思う』
この言は何も野田首相の専売特許ではなく、管前首相にしたって有言実行内閣とうたっていたくらいだし、それはみんな承知のこと。結果で示して欲しい。そう思っているのは私だけではないはずだ。
そのためにはいずれにしても、数ヶ月スパンの内閣支持率などにどうか一喜一憂せず、どっしりと構えて長年かけて任務を遂行して欲しい・・・と切に願う・・・。と言っている側から、復興に一段落したら解散総選挙で民意を問うとか言ってるし・・・。
首相の名前を覚えなければいけない受験生のことも考慮してあげて欲しいw
0 件のコメント:
コメントを投稿