「ウェンディーズ」に関しては、単に「再上陸」というニュースを知って嬉しかっただけ・・・。いつの間に再上陸したのか全然、知らなかったが、ゼンショー時代・・・ボロネーゼバーガーは秀逸だった。ぜひ、復活させて欲しい。
日産に関する驚きの記事は中国での躍進だ。日本のメーカーであるトヨタやホンダが中国市場へ進出し始めた頃、日産は立て直しに躍起だった。トヨタとホンダがHV(ハイブリッド車)を中心に戦略を立てていた頃、カルロス・ゴーン氏は、「我社はまだ様子をみる」といった姿勢を見せていた。
日本市場でのHVの躍進を見ると、「すわ、カルロス・ゴーン氏の戦略は今度は失敗なのでは」・・・という空気が流れていたのを覚えている。
今週の日経ビジネスを見ると、中国の乗用車販売シェアで、なんと日産は4位に浮上しているではないか!?
1位: 上海GM
2位: 上海VM
3位: 一汽VW
4位: 東風日産
5位: 北京現代
6位: 一汽トヨタ
7位: 広汽ホンダ
日産を含む上位4社以外の会社は2010年から2011年にかけてシェアを落としている。
何故だろう・・・記事ではその理由について詳しくは言及していなかったが、インターネットなどでちょっと調べてみるとその理由が見えてくる。
1つは日産の選んだパートナーが良かったこと。東風汽船は内陸部の販売網が強く日産の小型車ティーダが売れているとのこと。そしてもう1つはHVを販売戦略の中心に据えなかったこと。HVは燃費の良さやエコが売りだが、それにしても値段が高すぎるようだ。いくら成長著しい中国でもまだ手がでずらい値段なのかもしれない。
とある記事によればハイブリッド車が高燃費というのは実は嘘だ、という。嘘・・・というのは言いすぎだが、実際にガソリン車と比較してみると、市街地ではそれなりの差が出る可能性があるが、日本よりも幅広く一定の速度で走ることが可能な他国では、ガソリン車と差がつかないようだ。そればかりか、ガソリン車のほうが燃費がいいという結果も出ている(レクサス15.4Km/リッター、プジョー13.0Km/リッター)。
こうした記事を真正直に受け止めていいかどうかはわからないが、それにしても明らかに出だしが遅れていた日産が、日本の他の自動車メーカーよりも躍進しているのは疑いようもない事実である。
これは偶然なのか、はたまたカルロス・ゴーン恐るべし・・・というべきか・・・。
携帯同様日本のHVはガラパゴス化しつつある・・・という声も聞こえるが、どうかそうならないよう頑張って欲しい。
日経ビジネス2012年1月23日号 |
・ウェンディーズ
・日産自動車
・ハイブリッドカーは日本以外で流行っていない
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