2011年8月27日土曜日

本の読み方

超久しぶりに雑誌プレジデントを斜め読みした(ちなみにプレジデントは文字が細かいし文書量が多いし、どちらかと言えば図解が好きな私はどうしても敬遠しがちなのだ)。テーマは「一億稼ぐ人の勉強法」


その中に、年代ごとに活躍している人を一人ずつ選び出し、その人が普段からどういった活動を心がけているか紹介している記事があった。

38歳の私が注目したのはもちろん、36歳から45歳の世代代表者。サイバーエージェントの取締役人事本部長、曽山哲人という人がこの年代を代表してコメントを残している。

おもしろいなと思ったのは、読書について彼が実践していることだ。

『・・・(略)・・・1つは最初から全部を読まないこと。全体をざっと斜め読みし、おもしろそうな箇所があったらそのまま読み込み、場合によっては線を引く・・・(中略)・・・二つ目は読んだ本の感想をブログに書くこと。文字にすることで内容を血肉化できる。最後は本に書かれている内容を一つだけまねすること。・・・(略)』

ふむふむ、考えることはみんな一緒なのだなーと、読みながらニヤリと笑ってしまった。

思えば、私がこのブログに書籍の感想文を書き綴るのも、同じ理由からだ。以前は読んでも読んでも、読んだ本のことをすぐに忘れてしまっていた。このことが不思議でたまらなかったし、単に記憶力が悪いだけなのかとストレスにもなった。

色々と考えた末にたどり着いた結論は、自分はそれまで読んだことをきちんとプロセス・・・すなわち咀嚼(そしゃく)していなかったということ。そもそもプロセスとは、インプットからアウトプットを出す作業のことを指す。そう、アウトプットを出さずして、インプットが活きるすべはないのだ。

そう気づいて以来、積極的にアウトプットを出すようになった。そうしてやってきたわたしの活動が、同年代で成功している人に肯定されたような気がして、何気に嬉しかった。

【関連リンク】
プレジデント(公式HP)

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