日経ビジネス2011年8月8日・15に号を読んだ。今回の特集は”突入、「資源力」時代”。
レアメタル、液化天然ガス(LNG)、天然ガスハイドレート(NGH)、日経ビジネス5月2日号でもとりあげられていたシェールガスなど、世界をとりまく有力資源について語っている。
しかし何よりも印象的だったのは、こうした特集記事よりも、実は雑誌1ページ目にあった「編集長の視点」。日本の今の状態を山川龍雄編集長は「モノポリーゲーム」に例えた。
「決め手となる交渉のカードを持てずに、ボード上を周回しながら、高騰していく賃借料を支払い続けている状況でしょうか」
この状態はモノポリーゲームなら絶対的な敗者を意味する。日本が生き残る道は残されていないのか?
そんなことはない、とわたしは思う。ゲームではルールを変えられないが、現実の世界ではルールを変えることができる。そして日本人のはその力がある。そう信じている。
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