2011年8月8日月曜日

今の世界は”モノポリーゲーム”と同じ

日経ビジネス2011年8月8日・15に号を読んだ。今回の特集は”突入、「資源力」時代”


レアメタル、液化天然ガス(LNG)、天然ガスハイドレート(NGH)、日経ビジネス5月2日号でもとりあげられていたシェールガスなど、世界をとりまく有力資源について語っている。

しかし何よりも印象的だったのは、こうした特集記事よりも、実は雑誌1ページ目にあった「編集長の視点」。日本の今の状態を山川龍雄編集長は「モノポリーゲーム」に例えた。

「決め手となる交渉のカードを持てずに、ボード上を周回しながら、高騰していく賃借料を支払い続けている状況でしょうか」

この状態はモノポリーゲームなら絶対的な敗者を意味する。日本が生き残る道は残されていないのか?

そんなことはない、とわたしは思う。ゲームではルールを変えられないが、現実の世界ではルールを変えることができる。そして日本人のはその力がある。そう信じている。

0 件のコメント:

書評: 3 行で撃つ <善く、生きる>ための文章塾

  「文章がうまくなりたけりゃ、常套句を使うのをやめろ」 どこかで聞いたようなフレーズ。自分のメモ帳をパラパラとめくる。あったあった。約一年前にニューズ・ウィークで読んだ「元CIAスパイに学ぶ最高のライティング技法※1」。そこに掲載されていた「うまい文章のシンプルな原則」という記...