2011年8月22日月曜日

万が一に備えてセンサーライトを買ってみた

みなさん災害対策はバッチリだろうか!? 東日本大震災からの学びは十分に活かせてるだろうか!? 

実は、”学び”を活かす方法には2種類ある。1つは是正処置、もう1つは予防処置だ。

是正処置とは、起きてしまった事象を二度起こさないためにするための、再発防止策だ。たとえば、「震災の影響で断水が発生しトイレが使えなくて困った」という経験をしたのであれば、予め簡易トイレを買っておく・・・といった対応のことだ。

予防処置は、言わばその発展版。今回の震災で自分の身には被害が起きなかったけれど、隣町で「停電して困った」という話を聞いて、自分の身に置き換えて何か対策を打っておく、といったことを指す。さきほどの事例で言えば「断水→トイレが使えなくて困る」といった教訓を飛躍させ、「今回の震災では、断水が1日でおさまったから良いけど、1週間続いても大丈夫だろうか? これが夏だったら、お風呂に入れなくて困らないだろうか?」といった考え方などもこれに該当する。

■今回、私は1つの予防処置をとることにした

3月11日に東日本大震災を経験したせいもあるが、先日、たまたまアマンダ・リプリー氏の「生き残る判断、生き残れない行動」という本を読んで、火災が発生した際の煙がいかに危険かということを改めて学んだことがきっかけだ。もちろん煙そのものを吸ってしまうことも大きな脅威だが、加えて、「視界が煙で全くふさがれてしまい、逃げ道が分からなくなりパニックになることが少なくない」という話を読んで、それは確かにそうかもしれない、と思ったのだ。

たとえば、自宅で夜中に火事が起きて配電盤を焼き焦がし、停電が発生したとする。電気はつかず、部屋は真っ暗。煙は充満しはじめる。視界がゼロになることは容易に想像できる。火事では一分一秒が大事なので、避難が遅れることは命取りになる。商業施設なら避難経路が明示されていようが、自宅なら意外に困るのでは・・・そんな不安が頭をよぎった。

というわけで、何か解決策はないかなと良いグッズを探していたのだが、日経新聞の生活欄でいいモノを見つけた。株式会社ファインが製造・販売している”ファイン LEDコンパクトセンサーライトスリム FIN-338W”という商品だ。この商品が優れていると思うのは、
  • コンパクトである
  • 電池式である
  • 人感&光センサーがついている
  • LEDである

といった点だ。人感センサーにより、人の動きを探知して勝手にライトがつくが、まわりが明るければつかない。早速、3つ買って、自宅につけてある。今のところ、なかなか、良い感じだ。

【関連リンク】
株式会社ファイン(公式ホームページ)
「生き残る判断、生き残れない行動」(書評)

===(2011年8月30日追記)===
■使い始めて2週間経っての感想
期待値を100点とすると、60点くらいか。センサーの感度がいいのか悪いのか・・・微妙な思いをするときがあるからだ。感度を調整するスイッチがあるとベターだ。まぁ、何かあったとき、人が側を通ったときに間違いなくついてくれさえすれば、それで要件のほとんどは満たしていると言えるのだが。



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