2011年5月30日月曜日

1年間で1200人のボランティアを継続的に派遣

日経ビジネス2011年5月30日号を読んだ。


この号の特集は「九州」。九州は1割経済と言われるほど、実は日本の中でも経済的影響力が大きい。総面積11.1%、人口10.3%、域内総生産8.7%、小売業年間販売額9.9%、都道府県歳出額11.0%・・・などなど。

普段しっかりと見ない地域について深く勉強できることはありがたい。自分の会社にも九州地方のお客様が、少なくない。ただし、仕事に大きく直結できるイメージがわかなかったので全体的に「ふーん、そうか・・・」という感じを持つにとどまった、というのが正直なところだ。

一番、印象に残った記事は≪経営新潮流≫「専門性を生かせるか?」だ。東日本大震災の被災地支援を行う企業の様々なカタチを紹介している。三菱商事では、1年間で1200人の社員をボランティアとして派遣するそうだ。会社が宿泊費や交通手段など全て手当をし、社員のボランティアを積極的に促すというアプローチだ。

どんなにひどい災害であっても、時間が経つと、メディアにもなかなかとりあげられなくなり、また、人の記憶からもどんどん消えていく・・・瞬間的の即効性よりも、永続性・・・この意義は大きいに違いない。

日本中の全ての企業が、できることをする・・・これが復興の足音が聞こえるのを早めるのだと感じた。

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