2011年4月28日木曜日

計画停電に対する不満の声

仕事がら、東日本大震災の話に接する機会に事欠かない。良く耳にするものの1つが次のような声だ。

『計画停電をするならしてくれれば良かったのに。すると言っておきながらしなかったり・・・。中途半端が一番困る!』

一見、的を得ているような発言に見える。だが良くいわれているとおり、被災地域では電気はおろかガス・水道・・・そして住む場所もままならない状態だったことを考えれば、非常に、利己的な発言にしか写らない。

『いや、やるな!とは言っていない。中途半端が困る、やるならやってくれって言ってるだけだ!』

という反論が聞こえくる。その気持ちは分かる。業種によっては1時間の停止が、6時間の作業のやりなおしにつながるケースもあっただろう。

しかし、その発言こそ、利己的だ。そう思ってしまうのは結果的に停電がなかったことを「あぁ、ラインを停止しておいて損をした。まわしておけばよかった。」という”損得勘定”が働くせいだ。たとえ停電が起こらなかったとしても、その時間はどうあれ”停電していた”と思うようにしておけばいいだけの話だ。

電力が1分1秒でも長く届くことで助かった命も決して少なくなかったはずなわけで、思考の転換で対応できることなら、おおいにそうしたいものだ。

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